支那そばや分店

わざわざ開店時間を待って入ったのだけれど、すでにかなりの客入り。
佐野実クレジットの暖簾をなんとなしにビミョーに思いつつくぐると、すぐ右に食券売り場がある。
塩としょうゆがあって、あたしは塩ラーメン食べたかったんだけど、すでに売り切れとのこと(泣)なので、泣く泣くしょうゆラーメンにする。
カウンター左袖に陣取って相方と二人、厨房を観察w
ダシを取る(漉す)、スープを合わせる、麺を茹でる等々、すべての作業が完全分担になっていて、見ていて面白い。
麺の湯きりしてるときの表情が妙にツボだなぁと不埒なことをおもってみたりする(ぉ
待つこと20分近く、やっとお目見え。
わりかし透明感のあるスープとチャーシュー、海苔、ネギ、メンマのトッピング。
スープをひとくち。さっぱりと口にしやすい味。けれど、コクと旨みはしっかりしている。
ダシは名古屋コーチン使用。食べた感じ、豚骨や昆布、かつお節系の香りの感じたけれど、何々入ってるんだろ。奥の鍋(出し殻)を凝視しても、後はなんか野菜が入ってるっぽいくらいしか判らんかった。
麺は中華そば系(まぁ支那そばだしね)にしては細めの感じを受ける。
なになに、北海道産の国産小麦使用のため、若干コシが弱い、そのためモンゴルの天然塩から採ったかん水を使っている…ふみゅふみゅ。
左側の部屋を見ると、製麺機が。完全自家製麺というわけですな。
麺自体はつややかで、喉ごしはつるっとした感じ。やっぱり歯ごたえ的には弱い気もするけれど、このもっちり感はこれでよいと思える。口当たりのよさがオイラ好み。
チャーシューは柔らかロースの丸チャーシュー。チャーシュー自体はあっさり味。ほろっとした肉の崩れ具合はまぁまぁなんやけど、いかんせん、薄い。これは1枚じゃ物足りない。
メンマの甘さはそこそこで、コレもやはりどっちゃってーとオイラ好みだ。

難を言うなら、ひとつは麺がやや伸びやすい気がしたこと。これは、まぁお店自身がことわりをしてるとおり、素材を厳選した結果という事でまぁ肯ける。ふたつに、それぞれの具のお味は良いんだけど、いまいち一体感に欠けるというか。
総合的にはオイラ好みで○。また来ようと思わせるお味でした。