夢を見た
夢を見た。
とても怖くて走った、転びながら辿り着くのに必死で。
飛び込んだ場所は思い描いていた場所ではない。
雛を抱く母鳥のように、それは暖かだった。
抱きとめてくれた腕の強さをあたしは知ってる。
でも、それは…
裏切りかもしれない。
そんな思いがかすかによぎる。
許される場所じゃ、ない。
委ねていいはずがない。
でも、あたしは知っていた。
あたしは、ここで泣ける。
(いいんだよ)と、その声に包まれて。
声をあげて泣いた。
あの人のことを考えると、つらくて、切なくて、自分が情けなくて
罪には罰が下される。
わかっていた。
だから
(いいんだよ)
声があたしを抱きとめた。
朝起きて鏡見たら、めっちゃ目が腫れてて、この顔で相方に会うのってめっちゃ鬱…(_ _ _) _ξ