「チョコレート」(ネタばれ注意/多謝)

思い立ってチョコレートという映画を見に行く。
「チョコレート」のイメージから甘くビターな恋、それとヒロインの肌の色を連想させて、人種差別的な意味も含まれたもの、と受け取れるんだけど…いや、実際それらが主題に置かれてはいた訳だけど…実はこれ、邦題であって、原題は別にります。黒人死刑囚の処刑前の主人公ハンク(看守、死刑執行人なんです)の台詞、[Monster's ball]−「化け物たちの晩餐」、死刑囚に与えられる最後の夜のもてなしの意。実際こっちの方が、映画の内容を表してると思うです。てゆうか、「チョコレート」がキーワードに置かれているのはもちろんなんだけど…(ま、あたし自身「化け物たちの晩餐」と「チョコレート」だったら「チョコレート」を見に行ってると思うから、それはそれで成功なんだろうなぁ)


それぞれ犯す罪がある。それに課される罰がある。
感情という名のモンスターを誰もが飼っている。
感情に流されて人を傷つけていく。
感情が罪を引き起こす。


ハンクには割と素直に移入していけた。つーかレティシアにはほとんど感情移入していけなかったです。でもめっさキレイ。ラストの表情、とくに。


さらに思い立って、連れと平食のおでんを食べに行く(ぉ
帰りしなに分岐点で自損事故起こしかけてみたり(代車なのに/汗
何とか事なきを得て帰宅(コラ